GET WILD SONG MAFIA
先日書きました、TM NETWORKのタイトルが(仮)状態であったGET WILD30周年記念アルバムですが、GET WILD SONG MAFIAというタイトルに決まったようです。
曲数も(仮)の時は33曲だったのですが、3曲増えて36曲。CDの枚数も3枚組から4枚組になったそうです。
ただ、収録アレンジについては、すべて発表されておらず、追加の3曲もどのようなものなのか現時点では全く不明です。
TM NETWORKはベストアルバムも多々あり、ファンの中には「またベストアルバムか!?」って意見もあると思いますが、30年愛されてきた代表曲であり、かつ、30年間進化し続けてきた曲をすべて網羅されているので、これはこれでアリなんじゃないかと思います。
GET WILD Thanks 30th Anniversary(仮)
- アーティスト: TM NETWORK
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2017/04/05
- メディア: CD
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以上、TM NETWORKのGET WILD30周年記念アルバム、GET WILD SONG MAFIAの続報でした。
GET WILD Thanks 30th Anniversary アルバム(仮)
小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登による3人組音楽ユニットTM NETWORK
このTM NETWORKの代表曲といえば、一般的にはシティーハンターのエンディングテーマだったGET WILDでしょう。
そのGET WILDが最初のバージョンが発売から30周年を迎えるにあたって、30年の間に発表された数々のバージョン、リミックス、計33曲収録したアルバムが4月5日に発売されます。
GET WILD Thanks 30th Anniversary(仮)
- アーティスト: TM NETWORK
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2017/04/05
- メディア: CD
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常に進化系
長年活動しているバンドでは、過去の楽曲をアレンジなく演奏している場合や、ボーカルの声域が加齢とともに狭まったり、低くなってコードやBMP(テンポ)を下げたバージョンを歌っている場合が多々あります。
ただ、TM NETWORKの場合は、常にその演奏時にリーダー、プロデューサーの小室哲哉が「この時代はこの音だ」と感じているアレンジをしており、過去の楽曲でも最新版にブラッシュアップされています。
特にGET WILDはライブでも定番の曲ですが、ツアーごとにどんどんアレンジがされており、一体どれぐらいあるのか熱心なファンでも把握しきれない状態です。
そのアレンジされた33曲(石野卓球によるRemixも含む)を集めたアルバムなので、発売が楽しみです。
数々のGET WILD
GetWildとは
作曲は小室哲哉。これは周知のとおりでしょう。
そして、作詞は小室みつ子。
苗字は同じ小室ですが、小室哲哉とは血縁も婚姻関係もありません。
たまたま苗字が同じで、TMのデビュー時期に作詞家・シンガーソングライターとして紹介を受け、その後に発表された数々の代表曲の作詞を手がけています。
名盤「CAROL」の制作時には、ロンドンへ移住して制作していたメンバーたちとともにロンドンへ行って制作しており、TMには欠かせないサポートメンバーの一人です。
先述のとおり、一般的には一番知名度があり、最もアレンジ数の多い曲です。
シティーハンターといえば、GET WIID
といった感じでしょう。
Get Wild(1987年)
1987年に発売された最初のバージョンです。
シティーハンターのエンディングで一番お馴染みのものでしょう。
カラオケなどでも一番歌いやすいバージョンだと思います。
要は、一番シンプルなアレンジ。
GET WILD '89(1989年)
リプロダクションというコンセプトの元、発表済みの曲を外部のアレンジャーにリミックスしてもらった3作品のうちの一つです。
ユーロビートアレンジです。
ライブでお馴染みの「ゲッゲッゲッゲッゲッゲッゲッ GET WILD」が聴けます!
GET WILD DECADE RUN(1999年)
再始動にあたって最初に発売された楽曲です。
一番知名度があり、終了宣言前との違いを示しやすいということで選ばれたようです。
GET WILD '89は、最初のバージョンの色合いが強いですが、このDECADE RUNはアレンジやキーが大幅変更されていますし、歌詞にも小室による加筆が行われています。
この後に発表されるものも含め、かなり異質なアレンジです。
Ger Wild 2015 -HUGE DATA-
結成30周年にあたって、1992年の「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」から始まったライブシリーズのうち、「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」で発表されたアレンジです。
2012年 TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-(日本武道館2日間公演)
2013年 TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-(さいたま2日間公演)
2014年 TM NETWORK 30th 1984〜 the beginning of the end(ツアー公演)
2014年 TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30(ツアー公演)
2015年 TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA(アリーナ公演、さいたまと神戸で2日間×2回公演)
2015年 TM NETWORK 30th FINAL(アリーナ公演2日間)
この4年にわたるライブシリーズは、1988年にアルバム、小説、ライブ、アニメ等々と様々なメディアミックスした「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」と繋がっているという壮大なストーリー性のあるものでした。
その中で発表されたバージョンですが、11分を超える長い曲でして、始まってから4分は「これなんて曲?」ってぐらい、それまでのGET WILDにはない演奏が延々と続き、そこからやっとGET WILDっぽい演奏が続いたかと思ったら、最後の2分はまた「これなんて曲?」って感じのアレンジです。
違う曲でGET WILDを挟んだような感じですが、かなりかっこよくなっています。
数々のアレンジがあるGET WILDですが、上記4アレンジが既出の主だったものになります。
GET WILD 2017 TK REMIX
発売30周年にあたって小室が先行発表したREMIXです。
まだ購入しておらず、iTunesで少し視聴しただけですが、そう奇をてらったようなアレンジはなされてなさそうです。
30周年を迎えるGET WILDの幕開けを告げる「GET WILD 2017 TK REMIX」が3月8日より先行配信です。倒れるかと思ったけど。
— Tetsuya Komuro (@Tetsuya_Komuro) 2017年3月5日
手抜き無しで仕上がりました。 pic.twitter.com/1m7YjLaHOb
カバーされるGET WILD
名曲だけあって、様々なアーティストにもカバーされています。
そして、小室哲哉が所属するもう一つの音楽ユニットglobeもカバーしています。
TM初期の代表曲のひとつとともにカバーされましたが、ちょうど小室が詐欺事件で逮捕されて、発売予定のシングル・アルバムとかが回収された時期だったので、ファン以外には知られていないと思います。
詐欺事件や資金ショートで新曲制作どころでなく、Get Wildのカバーだったらglobeファンだけでなく、TMのファンまで巻き込め、話題性もあるので売れるのでは?と考えたのかなと勘ぐってしまうのですが、楽曲アレンジそのものはいいです。
発表当初の作品は回収されていますが、iTunesや最近のベストアルバムには収録されているので、聞くことができます。KEIKOがまだ闘病・リハビリ中なのでライブでは聴けていませんが、そのうちに生で聴けたらいいなと思います。
今年は小室哲哉のソロアルバムの発売など、小室関係の動きが活発になっているようですが、FANKS(TMファンの呼称)としては、そろそろTMの次の活動が見てみたいです。
また、今後も進化し続けるであろうGET WILDも、どうなっていくのか楽しみです。
以上、「GET WILD Thanks 30th Anniversary アルバム」にあたっての歴代GET WILDの紹介でした。
X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』を観てきました。
遂に日本公開となったX JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』を公開初日に観てきました。
観賞まで
アリオ鳳にあるTOHOシネマズ鳳で観賞。
アリオ鳳(話はそれまずが、3月9日にケーズデンキがアリオ鳳にオープンするそうです)
4階へのエスカレーターを上がっていきますと、「TOHO CINEMAS」の看板が見えてきます。
チケット発券ブースの横に掛かっている上映映画のボードに、ありました!
「We Are X」のボード。YOSHIKIの直筆サインも入っていました。
直筆サインのものをプリントしたのか、プリントされたものに直接書かれたものなのかは、ボード周辺に近づけなくなっていたので判別つきませんでした。
グッズ売り場には、サウンドトラックCDのほか、Tシャツやポーチ、トートバック、ボディーステッカーなどのグッズが販売されていました。
この時には気づきませんでしたが、別の棚にてウェンブリー公演のパーカーもあったようです。
パンフレットは、レコードジャケットぐらいのサイズで青盤と赤盤があります。
サウンドトラックも、海外販売の青盤と日本販売の赤版があるので、それに合わせたのでしょう。
悩みましたが、私は青色を購入しました。
写真を撮ろうにも、パンフレットにケースが付いており、それがプラスティック製で反射するので上手く取れませんでした。
多分、そのプラスティック製ケースが青、赤なだけで中身は一緒だと思うのですが、パンフレット内のページによっては青が基調になっているところがあるので、中身も青、赤で分かれているのでしょうか?
赤を購入した方、すみませんが教えてくださいm(_ _)m
ロビーでグッズを見たりしながらぷらぷらしてたら、10分前のアナウンスがあったので入場。
スクリーン6番でした。
公開初日とはいえ、レイトショーでしたし、難波ならまだしも鳳なので閑散としているかと思いきや、真ん中の通路より上にそこそこ人がいました。
中には、再結成後のライブで販売されていたジャンボバスタオルやパーカーを着ている人がいましたので、堺近辺のXファンが集まってたという感じでしょうか?
いざ、観賞
ここからは若干ネタバレも入りますので、(続きを読む)というふうにします。
続きを読む「We Are X」本日公開!
X JAPANのドキュメンタリー映画「We Are X」が3月3日、本日ついに公開です。
昨年のサンダンス映画祭を始め、海外では公開されていた作品で、2014年のマディソン・スクエア・ガーデンのライブから、バンドの栄光と挫折の歴史を追ったドキュメンタリー映画です。
- 予告などの動画、サイトの紹介
- 挫折の繰り返し
- オリジナルサウンドトラック
- 待ちに待った日本公開
予告などの動画、サイトの紹介
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ムッシュかまやつの名曲紹介
闘病中だったムッシュかまやつこと、かまやつひろし氏が3月1日に亡くなられました。
初めてアコースティックギターを買ってもらった中学生の頃、テレビではKinKi Kidsや吉田拓郎がMCをやっていた「LOVE_LOVE_あいしてる」をよく見ていたので、その影響で、吉田拓郎の曲をよく演奏しており、作詞作曲が吉田拓郎でムッシュが歌った「我が良き友よ」なんかもよく演奏していました。
ムッシュの曲といえばザ・スパイダーズの「あの時君は若かった」や「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲だった「やつらの足音のバラード」が特に好きです。
お亡くなりになられて、とても残念です。
ご冥福をお祈り致します。